2018 夏 LOTポーランド航空プレミアムエコノミー搭乗記|ビジネスクラスに乗れなくても満足できた理由

こんにちは。Apple製品と筋肉をこよなく愛するOldman-hakataです。

2024年の年末、再びウクライナの娘に会いに行くため、LOTポーランド航空の**成田〜ワルシャワ便 プレミアムエコノミークラス(プレエコ)**を予約しました。

本当はビジネスクラスを狙っていたのですが、残念ながらアップグレードは叶わず…。

でも結果的に「ちょうどいい快適さ」を再確認できる、そんなフライトになりました。

ビジネスクラスにアップグレード失敗でもプレエコで再挑戦!

数ヶ月前、初めてのLOTプレエコに乗ってからすっかり気に入ってしまい、今回も迷わずプレエコを選択。

でも実は、マイルを使って「ビジネスクラスへのアップグレード」を試みていたんです。

チェックインカウンターでの期待と緊張、そして「空きがありません」と伝えられた瞬間のガッカリ感…。

それでも気を取り直して、プレエコの良さをしっかり味わってきました!

それにしても成田国際空港第一ゲートのANAの到着口からポーランド航空の出発ゲートが遠いこと


やっと搭乗ゲートに着きました

さてチケットを片手に早速登場します

LOTポーランド航空プレミアムエコノミーとは?

プレエコとは、エコノミークラスよりも少しリッチで、ビジネスクラスほど高くない“ちょうど中間のクラス”。

LOTポーランド航空のプレエコは、特に長距離フライトで高評価を受けています。

•   シート幅:47cm(エコノミーは43cm)

•   リクライニング角度:約20度

•   足元の余裕:約96cmのシートピッチ

•   専用チェックインカウンター・優先搭乗あり

チェックインから機内へ|プレエコならではの優遇とは?

ビジネスクラス同様、成田空港での専用チェックインカウンターが使えるのは快適そのもの。

並ぶストレスがないだけで、旅の始まりが一気に快適になります。

保安検査後は、ANAラウンジ(※ラウンジアクセスはチケットに含まれないが、有償または上級会員なら利用可能)も検討できます。

エコノミーの料金とプレエコの料金には、私の場合だと福岡から成田、成田からワルシャワ、ワルシャワからリヴィウまでの往復の料金だと約24万円ぐらいでした

エコノミーとは約8〜9万円ほどの開きがあります
この金額を出してまでプレエコに乗る必要があるのかと問われれば、ご自身の環境や体調によると思います

私は今年49歳、おまけに坐骨神経痛持ちな上、首や肩こりが酷いです

搭乗前に自宅でストレッチをして、腰に湿布を貼り、首肩には塗るタイプの消炎剤をと準備万端にしています
こんな私には8〜9万円ほど値上がりしてしまいますが、プレエコでないとかなり体に負担を感じてしまうのです

そりゃもちろんビジネスクラスが一番いいのは分かっていますが、流石に料金が(笑)

50歳を目前に体のあちこちにガタがきている私には、プレエコのひとまわり大きいシートは、私にとってエコノミーとプレエコの料金差を補って余るものがあります

今回も前回同様シート配列の4列目を選んでみました
前回と反対側の4Fです
4列目は足元が広く窓側に座っていても通路側の人の足をまたぐことも無くトイレに行くことができます

プレミアムエコノミーの座席レビュー|足元・リクライニング・座り心地

機材はボーイング787。座席は2-3-2の配列で、今回も窓側を選びました。

•   足元広々でストレッチも楽

•   リクライニングは深く、腰の負担が少ない

•   ヘッドレストがしっかりホールド

機内では快適にブログを書いたり、軽く映画を見たり。

隣が空席だったこともあり、かなりのんびりできました。

「広いのはいいことです」しかし、前回その広いシート4列目に感じた違和感が、今回の搭乗でなんなのかがはっきりとしました

その違和感は後で説明することにします

機内食とサービス|エコノミーとの違いはどこにある?

 

成田発、ワルシャワ行きの便のプレエコはガラガラです
前回は満席だったのですが、今回は私を入れても五人しかいません(悲)

そんな悲しんでいる私の元にウェルカムドリンクが配られてきました

以前はシャンパンなども配られていたらしいのですが、現在は水かオレンジジュースのみとなっています

私はオレンジジュースを選びました

何も無いよりはオレンジジュースであってもウェルカムドリンクが配られるのは、ほんの少しですが優越感に浸ることができます

ポーランド航空のプレミアムエコノミーではイヤホンが配られます

これはエコノミーと同じイヤホンですね

他の航空会社のプレミアムエコノミーではノイズキャンセリングヘッドホンを配るところもあるみたいですが、その代わり食事がエコノミーと同じだったりとか、ポーランド航空のプレミアムエコノミーの食事はエコノミーとは違い器も陶器で少し高級感があったりと、そこは各航空会社によって違うみたいです

オレンジジュースを飲み干すと、次は食事のメニューが配れてきました

今回わたしが一番に残念に感じたことが、食事の内容です

日本食に限って言えば、夕食と翌日の朝食とも前回と全く同じ内容となっています

私はいつも海外に行く時の機内食は必ず日本食を選びます
しばし日本食とはお別れになるのでそうしています
その代わり帰りの便では、これまた必ず洋食を選ぶようにしています(笑)

日本に戻れば日本食はなんでも選び放題ですから

話がそれましたが、同じ内容の日本食のメニューでしたが、これまでの慣例にしたがい日本食を選びました


炭水化物攻撃や(笑)

機内アナウンスでプレエコとビジネスクラスへのアップグレードの案内

全てのクラスの搭乗終えると、機内アナウンスが始まりました

席がガラガラのプレエコと、なんとビジネスクラスへのアップグレードの案内です

楽天カードのセキュリティチェックのせいで、今回アップグレードオファーから弾かれた私は、再度アップグレードに申し込もうという気持ちにはなりませんでした

それに約1年ぶりに座るプレエコの席の快適さに満足したのと、今から約6万円ほどの料金を払うほどの魅力を感じなかったせいもあります

それより、テンションアゲアゲで事前にアップグレードオファーを申し込んだのに、楽天カードのセキュリティチェックのせいで弾かれた時点でめっちゃテンション下がりまくりですよ

アメニティと機内エンタメはプレエコでも充実?

アメニティキット(アイマスク、靴下、歯ブラシ)も提供され、ブランケットとピローもふかふか。

モニターは大きく、日本語対応の映画も多めでした。

イヤホンは正直イマイチなので、ノイズキャンセリングイヤホンの持参をおすすめします。

LOTポーランド航空プレエコのメリットと注意点

【メリット】

•   座席が広く、身体がラク

•   優先搭乗・専用チェックインでスムーズ

•   機内食が美味しくて量も満足

•   長距離でもストレスが少ない

【注意点】

•   ラウンジは利用できない(チケットによる)

•   モニターの反応が少し鈍い

•   混雑時はビジネスへのアップグレード不可

40代以上の方にオススメできるプレミアムエコノミー

上記にも書いていますが、私は坐骨神経痛持ちです

シートの広さがエコノミーの1.5倍、座席間の距離は93センチもるプレミアムエコノミーは、そんな私には快適に機内を過ごすことができる空間になります

私は、10年ほど前から飛行機に乗る際は自宅で必ず全身のストレッチをして乗るようにしていますが、それでも10時間を超える長距離のフライトはエコノミーだと相当身体に負担がかかります

プレエコというとエコノミーとピジネスクラスの中間クラスで、値段の割には中途半端で割高な座席クラスのイメージがありますが、私にとっては快適そのものです

ビジネスクラスの方がもっと快適なのはわかっていますが、流石にビジネスにはそう簡単に手が出ませんし、エコノミーを予約してから、後で安くビジネスにアップグレードするという手もありますが、もしアップグレードできなかった時にはエコノミークラスで行くことになる危険性もあるため、私はプレミアムエコノミーのチケットを最初から購入するようにしています

全ての40代以上の人に当てはまるわけではありませんが、首や肩こりがひどかったり、私のように坐骨神経痛などを持っている方は、一度プレミアムエコノミーを試して見てください

プレミアムエコノミー正規料金に抵抗がある方は、上記にも書いてあるアップグレードオファー(入札方式)に参加して、エコノミーからであれば、最安で3万円以内でアップグレードできることもあるみたいなので試して見てください

足元が広いはずの4列目シートに感じた違和感

飛行機も無事にフライトし機内食も済ませ、快適な空の旅を楽しんでいましたが、食事時と食後にいただいたワインのせいで少し眠くなってきたので、寝ることにしました

1時間ほど仮眠したでしょうか
なぜかふくらはぎのところが少し痺れる感覚があるため目が覚めてしまいました

前回のウクライ渡航時も同じ4列目に座った時にも同じようになった記憶が蘇りました

足の位置を変えてもなかなか治りません
「なんでかいな」と一人で考えてみると、確かに4列目は足元が広いのですが、広すぎて前の壁まで足が届かないこともありフットレストがついていません

おのずと、レッグレストに足だけをポンとのせる形になる為、ふくらはぎに足の重さがかかりそれで痺れていることに気づきました
これは私の体型の問題もあるのかもしれませんが

前回の帰国の時の便では5列目の席を予約して乗ったのですが、その時にはふくらはぎが痺れることはありませんでした

レッグレストは確かに便利ですが、フットレストと組み合わせることで、もっと快適になるのだということが分かりました
他の航空会社の写真ですが、こんな風だと私は足が痺れません

でも、帰りも4Fで事前に席の予約を入れてしまっています(悲)

機内食 朝食

後1時間30分ほどでワルシャワに到着という頃に朝食の準備が始まりました

私は夕食と同様に日本食を頼みましたが、これまたやはり前回と同じメニューです
まぁ悪くはなんですけどねぇ、悪くは….


朝食を済ませて少し経つと、ワルシャワの景色が見えてきました

30分ほどして、ようやくワルシャワ空港に到着ですが、私はここからさらに乗り継いで、ウクライナのリヴィウまで向かわなければなりません

ウクライナはシェンゲン外になるので、パスポートコントロールもなく手荷物の検査を済ませ次の搭乗ゲートへと向かいます

リヴィウ行きのゲートは15番です

めっちゃ人が多いです(驚)

15番ゲートへ着くと、めっちゃウクライナ人だらけでした

現在のウクライナはまだEUに加盟こそしていませんが、ビザが緩和されEU域内を観光であれば90日ビザなしで行けるようになりました

その為、観光ではなく観光に紛れて90日間ポーランドに仕事にくるウクライナ人が増えているそうです

現在のポーランドも日本と同じく労働人口が圧倒的に足りないらしく、その足りない労働者をウクライナ人とベラルーシ人が埋めているとニュースで見たことがあります

40分ほど待った後、リヴィウ行きの機内に乗り込みウクライナへと向かいます

日本に戻って写真を見直して気づいたのですが、ワルシャワからリヴィウ行きの飛行機内や機内食の写真を撮っていませんでした
すいません

人生初のロストバゲッージ

45分ほどのフライトでリヴィウへと到着しました

入国審査を終え、預けていた荷物を待っていると小型のキャリーバッグは出てきましたが、大型のキャリーバッグが出てきません

私同様、荷物が出てこないウクライナ人が五人ほどいます

近くの係員に荷物が出てこないことを伝えると、ブスッとした顔でインフォメーションに行くようにと言われました

仕方ないので、とりあえず外に出て迎えにきているはずの嫁の元へと向かいます

自動ドアをくぐり外に出ると、嫁と娘が待っています
その後ろには車を出してくれた嫁のお兄さん一緒です

私が出てくる所をスマホのカメラで撮影している嫁に「ロストバッゲージになった」と伝え一緒にインフォメーションセンターに向かいました

インフォメーションセンターのスッタフに「ポーランド航空のチェックインカウンター」に行くように言われ向かうと、そこには先ほどのウクライナ人五人がいます

やはり私を含め、他の五人のウクライ人もロストバッゲージのようです

ポーランド航空の職員が私の荷物の番号を調べ始めてから40分ほどかかりましたが、私の荷物はワルシャワにあることがわかり職員曰く「明日には嫁のアパートまで持って行く」と言っています

こればかりは仕方がないので、荷物はテルノピーリの嫁のアパートまで届けてもらうようお願いしました

小型のキャリーにはお土産だけしか入っていません
洋服も下着も入っていないのです

ウクライナに着くまで約18時間かかった私はせめて下着だけでも変えたくて仕方ありません
嫁のアパートに下着をおいていたのか記憶が定かではありませんし、嫁も覚えていないようです

この時点での私はこれを最後にポーランド航空を使うのをやめようと思っていました
帰国するまでは

それではまた!!

去年のポーランド航空プレミアムエコノミー搭乗記は下記リンクから!

ポーランド航空 プレミアムエコノミー搭乗記

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